2010年05月20日

【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】第12回:和川未優さん

こんばんは!真夜中ヒルコです!

【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】の第12回目ですよ〜!今回は劇中でヒロイン凛(杉本有美)をいじめる女の子・美奈を演じた和川未優さんです!はりきってどうぞ〜!

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劇中のいじめっ子役とは対照的に優しい笑顔で答えてくれた和川未優さん。


ーこういうジャンルの映画(スプラッター作品)に出演されたのは初めてですか?

W:そうですね。ホラー作品は2回ほど出演したことがありますけど…。

ー和川さんにとって今作はそれとは違う特殊な映画でした?

W:ハイ、ちょっと違う感じで(笑)

ー海外セールスも意識した作品で過激な描写もありますが、こういうジャンルの作品をご覧になられても大丈夫な方ですか?

W:ハイ、大丈夫です。結構好きですねー。客観的に観られる方です(笑)

ー今回の田所美奈役は主人公の凛をいじめるキャラクターですが、演じられた感想をお聞かせください。

W:一度イジメっ子役を演じたことがありましたが、あからさまに意地悪をするお金持ちのお嬢様役は初めてだったので大変でした。私は下町に住んでいる普通の女の子なので…いろいろ考えちゃいました(笑)

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ー井口監督はいじめっ子といじめられっ子を描くのが天才的に上手いですからね(笑)役作りについて井口監督と話をしたりしましたか?

W:台本を読んでみて「底意地の悪い役作りをしよう」と思って井口監督に相談しましたが「どんなに意地悪な女の子でも、学校では男の子とか周りの目を大事にして可愛く見せたいという部分があると思うんだよね。」と言われたので、嫌味な部分より可愛さを表現しようと思いました。

ー井口監督は女性的部分を持っていますよね。

W:分かります!(笑)美奈に関しての井口監督のイメージは私が想像していた女性らしさを上回っていましたよ(笑)

ー今回の役は型取りとか特殊メイクが必要な役でしたが、初体験ですか?

W:今回で2回目です。前回も西村映造さんでお世話になりました!

ー閉所恐怖症の方はパニックになると西村監督からお聞きしましたが、型取りは大丈夫でした?形取りをしていると時点で読者の方もわかるかもしれませんが、やはり美奈さんは大変に特殊な状態になるわけですね…!

W:形取りは大丈夫でした。楽しかったです(笑)。美奈が辿る運命に関して、台本で読んで想像はしていましたが、実際の映像は想像以上にスゴかったです(笑)。ある部分が2つに分かれると台本に書いてあったのですが、作品を観たら3つに分かれていました。あっ、増えてるって(笑) 3つに分かれるって…魚の3枚おろしみたいですね(笑)。自分の3枚おろしって、なかなか見られないから貴重でした(笑)あそこは試写でも笑いが起きていましたね。

ー共演時間が長かったのは杉本有美さんですよね。共演してみて如何でした?

W:杉本有美さんはキレイな方だなぁ…と思ったら、何か気が引けちゃって声が掛けられませんでした。泊まりで撮影していた時に「一人だと怖いから一緒にお風呂に入ろう。一緒に寝よう。」と誘われた時にはカワイイ人だなぁと思いました。

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ー高山侑子さんは所属事務所も同じなんですよね。

W:はい。同じ事務所ということもあり、現場でも非常に話が盛り上がりました。普段はキャッキャとしているので、クールな役柄とのギャップがスゴかったです。現場では、ご一緒出来なかったのですが、泊まる部屋と帰りが一緒だったので、いっぱいおしゃべりをしました。高山さんはさきほど話題に出た運命を決定づけるシーンに大きく関わっているのですが、そのシーンの後「ゴメンね、ゴメンね。」と言われました(笑)

ー高山さんは今回の"玲"役のクールさと真逆の優しい人なんですね(笑)あとは竹中直人さんとも共演されてますよね。

W:アドリブが面白くてすごくて笑っちゃいました。変顔したりして(笑)お金持ちに対するイヤミな感じが出ていて、面白かったです(笑)。

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ー井口監督のパートにご出演されていたので、坂口監督と接点が少なかったと思いますが、お話されましたか?

W:ちょっとだけ共演させて頂いて、その時に過去の武勇伝をお聞きしましたよ(笑)。白塗りがとても似合っていて。目鼻立ちがキレイなので、際立っていましたね。

ーもう1人の監督・西村さんの印象はいかがでした?

W:過去に型取りで2回お会いしましたが、現場でご一緒したのは初でした。お顔を拝見した時、強面でちょっと怖かったのですが(笑)しゃべるとニコニコ笑顔で優しい方なんですよね。お父さん、って感じでした(笑)。西村さんお手製の血のりも前作で浴びたときは怖かったのですが、今回は慣れたようで楽しかったです(笑)。

ーその他、撮影現場で印象に残ったことはありますか?

W:メイクルームに置いてあった特殊部隊の装甲ですね。最初見た時に「ワァッ!」となりました(笑)。出演者の頭部とか置いてあって…普通の現場では体験出来ませんね(笑)

ー女性ヒルコ一族と人間の戦いを描いていますが、このお話についてどう思われましたか?

W:人間…なんだろう……人間って、他人を理解する前に残酷な事をしちゃう生き物だなぁって。映画を観て、そう思いましたね。

ー主人公の3人はミュータントに変身しますが、実際になってみたいと思いますか?

W:変身してみたいですね(笑)。一個だけではなく、いっぱい変身したいですね(笑)。

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ーいっぱい!(笑)最後に「戦闘少女」おすすめポイントをお願いします。

こういう映画なので女性は苦手だと思いますが、大人数で来て貰えれば楽しいと思います。私の周りの友達には「バイオハザード」とか好きなので勧めちゃいます。カッコいいですし。寒い中、みんな頑張って撮影に参加して…カワイイ女の子たちが頑張るストーリーなので…女の子も頑張って観に来てください。楽しく観られると思います。大人数でお願いします!(笑)

インタビュー・構成:直井卓俊/構成協力:相馬英康
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2010年05月16日

【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】第11回:水井真希さん

皆さんこんばんは!ヒルコです。

公開が迫って来た『戦闘少女』!シアターN渋谷の舞台挨拶の回は売り切れておりますが、レイトショーの池袋シネマ・ロサの方はまだ購入可能です!杉本有美さん、高山侑子さん、森田涼花さんの3人がそろうのは初日だけかもしれませんので、是非お見逃し無く〜!

さて!【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】の第11回!ヒルコ少女隊の最終兵器!?女優の水井真希さんです!張り切ってどうぞ〜!

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1つ1つ言葉を選びながら真剣に答えてくださった水井さん。その勇姿、スクリーンでお確かめください!

―水井さんは西村監督率いる西村映造で特殊メイクをやっていた時期もあって、役者もやり初めて、「東京残酷警察」の上映の時の舞台挨拶で「北野ブルー」に対抗して「これからは西村ブラッド!」と発言したのを鮮明に覚えています。西村監督との出会いはいつ頃だったんですか?

M:初めてお会いしたのは5年位前ですね。『自殺サークル』が好きで、園子温監督のところへ飛び込み、スタッフとして参加していました。園さんから『奇妙なサーカス』の現場で「この人が『自殺サークル』の美術さん。」と西村さんを紹介され、「西村さんのアトリエに入れてください。」と本人に言ったのがきっかけでした。しっかり取り組んだ初めての作品は山口雄大監督の「ミートボールマシン」ですね。

―今回は上映前になかなか書けない強烈なキャラクターを演じておられますが(笑)どんな風に役作りをして臨まれたんですか?

M:私、実は台本を読んでないのですよ。西村さんに「あなたの役はスゴイ寝癖のキャラでコレコレこういう役だ。」ということ事前に聞きました。それを聞いた瞬間、メイクも多いし、グリーンバックも多いし、セリフも無いだろうなぁ…と感じまして。撮影の時に「絵コンテを貰ってない!」と伝えたら、出番終了後に貰いましたよ…(笑)。あのキャラは、ヒルコ族の中でも特殊なワザが使えて、ものすごく痩せていて、ものすごく顔色が悪いという設定。それで「痩せて来い!」と言われまして…。
顔色はメイクで誤魔化せますけど、痩せるのは努力でしたね。減量をして肋骨を出しましたよ。だから今回の見所は私の肋骨です(笑)。

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水井さんが演じたミュータント少女の正体は一体…?是非劇場でご確認を!

―ということは台本を読まない状態でバトルシーンを演じられたんですか?

M:前もそうでしたけど、西村さんの作品は台本の通りにはやらなくて、絵コンテありきなんですよ。…なので、「コレコレこういう感じで。」と口頭で説明を受けまして、「合成があるから指示通りにお願い。」と言われましたよ。

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『戦闘少女』撮影時、雰囲気たっぷりの西村監督。

―西村作品の魅力とは何処にあると思われますか?

M:スプラッターなんですけど、それが魅力であると同時に弱点でもあるなと。そういう作品しか出来ない人だと思われちゃうから。世界的にもスプラッシュな人と思われているけど、実はキモカワキャラを生み出すのが得意な人なんですよ。過去、『スピーカーマン』や『ゆうばりメロンパンダちゃん』を作っていますし。

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西村監督の『スピーカーマン』(04)には井口昇監督も出演しておられました!

―水井さんが出演されたパートの見所を教えて頂けますか?

M:私は他の人との絡みが少なかったので…一番多かったのは森田涼花さんさんなんですけど、物語の中でちょっとした事情で戦う事となり、首を絞めあったり、足蹴しあったり、一大バトルを繰り広げますので、そこを観てほしいですね。森田涼花さんはとても可愛かったですよ。あと世の中、映画館では静かに観なくちゃいけないという風潮があるのですが、ワーワーキャーキャー観れる4D的な上映に期待したいですね。この映画はそういう環境で観たいですよ!

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水井さんVS森田さんとの一大バトル、ご期待ください!

―最後に、ご覧になるお客様へメッセージをお願いします。

M:井口さんを中心としたトライアングルによって作品が上手くまとまっていますね。ただのバカ映画として何も考えずに観ることが出来るし、共同体のあり方とは何ぞや?という裏のテーマも観ることが出来るので、お客様それぞれの感性で観て欲しいですね。



水井さん、ありがとうございました!いよいよ公開は22日からです!死んでなんかいられない!

インタビュー・構成:直井卓俊/構成協力:相馬英康
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2010年05月11日

【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】第10回:鹿角剛司さん(VFXスーパーバイザー)

こんにちは!昼にも一応活動してます!ヒルコです!
【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】もいよいよ第10回目を迎えました!
今回は本作の重要な鍵を握るCG=VFXを手がけている鹿角剛司さんです!
いったいどんなお話が聞けるんでしょうか〜!それでははりきってどうぞ!

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貴重なお話を聞かせてくれた鹿角さん。ちなみにこの写真のイチゴパフェは合成ではありません!


―鹿角さんのVFXのお仕事でやはりターニングポイントとなったのは井口監督の「片腕マシンガール」でしょうか?

K:その前の雄大さんとの出会いが大きかった。「ユメ十夜」で雄大さんが気に入ってくれて、そこで西村監督とも出会って。続いて雄大さんが「赤んぼ少女」にも呼んでくれて、その後「片腕〜」も合成が沢山あるということで雄大さんが紹介してくれた。デジタル時代になってから他のVFXプロダクションに所属したことが無くて、他社のやり方が分からないけど、西村監督らに聞くと「他社とやり方が違っていて、それが良い。」ということで、色々と紹介してくれたんだよね。それからスプラッター物が多くなった。それまではやったことが無かったし、血を見るのが苦手だからね(笑)。不思議な事に高校生の頃は「ビデオドローム」とか「ハウリング」とかのホラーを映像的な面白さで観ていたから大丈夫だったけど、年齢を重ねるにつれ、映画を実体験のように取り入れることが出来るように感じてから苦手になったね。西村さんの作品は現実では有得ない出来事が起きるから、制作の裏を知っていれば「造り物」として観る事が出来るかなぁ…頭部爆発シーンは非日常的だから観ていても大丈夫だけど、「東京残酷警察」のリストカットシーンだけは今だに直視出来ない (笑)。

―坂口拓さんとは監督として組んでみていかがでしたか?

どこまで本気かギャグか分からない。ある意味、坂口さん天然だから (笑)。あまり絵コンテ的なものが無く、シーンごとに天才肌の感性でアクションを作る感じ。CGはある程度計画を立てる必要があるから、それをまとめていくのが大変だったね。

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本邦初公開。3凶監督ヴァージョンのtwitterアイコン!

―今回、3監督とはどのような話をしながら進めたんでしょうか。

K:一応3監督と話し合いはしたけど、通常の請負業的に仕事を進めていたら予算内で絶対に収まらない(笑)。だから単純に「ご要望をお聞きします」的なスタンスでは無く、最低限やりたいポイントだけを聞いて提案していくというスタンス。どうやって物理的な制約を超えた部分をCGでフォロー出来るか検討した。各監督、CGでのこだわりは無かったけど、やりたいことは結構明確だったからね。坂口監督はワンカットで15人斬りと北斗の拳的なシーン、井口さんは総監督的な立場だったから3人の主役を立たせる、西村さんは寝癖のキツイ某キャラ(笑)。

―そんな3人の監督が1つのお話を作り上げたわけですが、どんな風に感じました?

K:3人が演出していて、観る人によってはパートごとにキャラクターの性格が変わっている様に感じるかも知れない。でも、気弱そうな人だってブチぎれて暴れる事もあるし、そういうのが人間なわけであって、今作の主人公達はいろんなあり得ない状況を乗り越えて変わっていくから、それで良いんだろうなって思う。それに、ある意味イベント要素の強い夢のコラボ作品だからね (笑)。監督、主演とも個性の違う3人いるから、それぞれにいいところがある。坂口さんのシーンはマジ当てで誤魔化してないし、井口さんの演出はエロカワイイし、西村さんのところはハッチャケてるし。

―この作品で特に苦労した点はありましたか?

K:監督にチェックしてもらうため、データを送る作業が面倒だった。通常の3倍の手間だからね(笑)。坂口さんはちょうど香港の映画際に行ってたのでなかなか見てもらえず、アクションチームのカラサワさんにデータを送って確認してもらった。

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竹中直人さんの左、側近役の鹿角さん!

―今回、竹中直人さんの側近役で役者としても起用されてますね。竹中直人さんとの共演は如何でしたか?

K:撮影時間が限られているからテスト無しの場面が多くてね。竹中さんがアドリブ連発して大変だった(笑)。元々は個人名の無い役だったのにいきなり「ハルオ」と名前で呼ばれたり(笑)。先日、竹中さんにお会いしたときに「おぉー、ハルオー」と呼ばれて、ハルオで定着しちゃった(笑)。

―ヒロインの3人は鹿角さんの目にどう映りましたか?

K: 3人とも自分のキャラをはっきり分かっているよね。他の作品でアクションの経験を積んでいる分、様になってるし。杉本有美さんは、役名と同じく「凛」とした美しさがあって、とてもいい。高山侑子さんは、カメラ前とカメラから外れた時のギャップがスゴイ。本番直前まで「キャッ、キャッ…」と女子高生そのものなのに、カメラが回るとキリっとクールになる。玲役にピッタリだったと思う。森田涼花さんは天然な感じが本当に井口さんと合ってる。役名も井口さんの作品にはに欠かせない「ヨシエ」だし(笑)。井口さんはドジッ子に一番興味があるみたいで、何気にこのヨシエのキャラが面白い。

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ヨシエ=ドジっ子?天然?ますます活躍な楽しみな森田涼花さん(左)

―本作の海外展開も手がける新レーベル”SUSHI TYPHOON”の作品群も含めて、このジャンルはまだまだ続きそうですね。

K:新しい試みなので、なんとかビジネスとして広がって行くように出来る限り協力していくつもり。でも、現状の予算で出来る物量というのは多分もう限界。CGに関しては、もう捻る事が出来ないところまで来ている。新しいアイディアを考えるのはもちろんだけど、海外マーケットを考慮することで、もう少し予算をかけても大丈夫っていうことになれば良いなと思っているよ。


★本日のオマケ画像★

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↑幻のハルオさん(鹿角剛司)版twitterアイコンもあったりして!

インタビュー・構成:直井卓俊/構成協力:相馬英康
posted by hiruko at 12:56| インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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