2010年05月10日

【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】第9回:継田淳さん

おはようございます!ヒルコです!本日も快晴!絶好の戦闘日和ですね!
さてさて、お待たせしました〜!【MUTANT GIRLS -INTERVIEW-】復活!
第9回となる今回は久々のボーイズ登場!脚本を手がけました継田淳さんです!
はりきってどうぞ〜!

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「戦闘少女」で脚本を務め、3人の監督たちの個性を橋渡しする重要なポジションを担当した継田さん。今後も要注目です!(イラスト:藤原章)

―継田さんが本作の脚本を手がけた経緯を教えてもらえますか?

T:去年、井口さんの「古代少女ドグちゃん」の脚本をやらせてもらった後、「坂口さん、西村さんとボクが一緒に監督する作品があるけど、脚本をやってみない?」と。まずは東映ビデオさんから「三人のガールズアクションで」というお題があって、井口さんが大まかな人物や設定を考えました。あとは二人で居酒屋の席で食べたり飲んだりしながら、井口さんがアイディア出すのを聞いて、それを脚本にしました。飲み屋のくだらない会話を“そのまま”映像化するというのは、井口作品における大事な方法論です (笑)。こちらから出すアイディアにしても、井口さんの場合、どこにボールを投げても掴んでくれるので楽しいですね。こちらも自由に発想が膨らみますし。

―監督が3人いるという今回のシナリオで、気をつけていた部分はありますか?

T:バランスですね。三パートを三監督が撮って、しかもストーリーは一本、ってあんまりないですから、細かいことやってると絶対破たんする。ですから、古典的なぶっとい物語を置いて、人物はシンプルにしました。書いてるときは、監督が三者三様でイメージの出し方、伝え方が違って、楽しかったですよ。坂口さんは直感型で、その場でパッと出てきたアイディアを大事にする人。最初聞いて「えっ!?」と思ったりするけど、実際に書くと面白いし、出来上がったものを観ると不思議なグルーヴが出ていて良かったです。西村さんの場合は、こちらが書いた脚本を絵コンテで作りこみ、それをバックしてもらってさらに脚本を改訂する形でした。コンテが来るたび、「あれ、このキャラ、空飛んでる……」とか、驚きの連続でした(笑)。とにかく監督の皆さんのアイディアを聞いて、僕が糊付けしてつないでいく。もちろん、客観的な意見も取り入れつつやりました。特に東映ビデオの佐藤プロデューサーはこの作品世界への理解が深くて、非常に的確な指摘をくれましたね。

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撮影中の坂口拓監督と杉本有美さん


―「片腕マシンガール」から「戦闘少女」まで映画を観て来て、遂に脚本で参加することになった継田さんですが、このジャンルにはどんな印象をお持ちですか?

T:状況が似てるんじゃないかと思うのは、井口さんの好きな鈴木則文監督を始めとして、職人監督さんがピンキーバイオレンスものを撮りまくっていた時代ですね。とにかく濫作されてたでしょう。今はレンタル屋にいくと、「片腕」と似た感じのジャケットが沢山ありますし、ジャンル映画って、いっぱい作られることで全体が盛り上がるというか、盛り上がってるような気にさせられるものなんだな、と思います。ただ、流行ったジャンルというのはいつか必ず廃れるので、今ある需要には必死に応えつつも、次の段階を考えていかなきゃいけないですね。 ASC_0827.jpg



―本作でのお気に入り、おススメのシーンを教えてもらえますか?

T:井口さん、西村さんのパートが面白いのは当然なんですが、坂口さんパートが新鮮でした。狭い家での戦いとか、商店街の戦いとか、メチャクチャなのに不思議な抒情がある。夏設定なのに雪が降ってたり、ドラッギーな感じもいいです。ドラッギーなのは、三章通してそうですが(笑)。

―戦闘少女の上映時間90分っていうのが非常に心地よい体感時間ですよね。

T:脚本の段階ではみんなもっと長くなると思ってたけど、出来上がったら自然にこの尺になった。非常にしっくりきますね。とにかく見せ場優先でストーリーを組み立てていったんですが、上手いことハマっているなぁと。ジャンル映画はこのぐらいの尺が一番いいと思います。

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―最後に、これからご覧になる皆様へ。

T:何も考えずに観れる、最高のポップコーンムービーです。血しぶきは多いけど、ファンタスティックだし、何とも可愛らしい作品なので気楽に観てほしいですね。

インタビュー・構成:直井卓俊/構成協力:相馬英康

posted by hiruko at 11:19| インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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